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当てずっぽうでうみねこの真相を大胆予想するA 完全版(中)

EP4超絶ネタばれ


これまでのあらすじ
 ※前半のナチスとかはどうでもいいです。重要なのは下記です。

・肖像画の魔女と瓜二つの容姿
・19〜20歳の女性
・故人ベアトリーチェの依り代として存在し、一個人を認められない
・陽の当たらぬ地下室に幽閉されて人生の大半を過ごし
・生まれてこの方言葉を交わしたことがあるのは金蔵、数人の使用人と真里亞

という本人の努力ではどうにもならないレベルの過酷な環境に置かれている人間がいることを前提とする超痛い説です。

(とりあえず19〜18人目のXは存在しない、と赤で斬られているので「三代目の少女」と仮定します)

・戦人の罪――魔女殺害・外の世界を教えてしまう

 そんな感じで、三代目の少女はいずれ自分は魔女ベアトリーチェとなるために生きていると信じこんでいるわけである。
魔女の存在はおろか地下室での生活にすら疑問を持たずに生活している彼女の前に、6年前――1980年の親族会議にて、
右代宮戦人(主人公の赤毛野郎なのか、天草十三あたりなのかは微妙)が現れる。
そこで彼は地下室を出ていた三代目の少女に出会う。そしてこんな言葉を彼女に言うのだ。

「お前が魔女なら魔法を使って見せろ」
「地下室で生活するなんて可哀相だな」

この時点で彼女の中で魔女は否定され「ゼロ」となる。
当たり前だと思っていた生活は、普通では無かった。自分は外の世界を知らない不幸な存在である。

それを知らされた彼女の精神は著しく傷ついただろう。

だから、戦人の罪は、右代宮戦人とベアトリーチェの間のものではない。
彼女がベアトリーチェであるということを、彼自身が否定したのだから。

※この右代宮戦人が天草十三ならば、彼の「自分を認めるのは自分である」という達観は
 この時の三代目の少女を激しく傷つけた経験から来ているのかもしれない。
 「彼女がそう信じているのであれば、それを否定するべきではなかった」と。

・真里亞の幸せの魔法が魔女を蘇らせる

そしてその2,3年後。
三代目の少女は、偶然か、熊沢か源次あたりが引き合わせたかによって真里亞と出会う。
そう、想像力(悪く言えば妄想)で全てを生み出す「幸せの魔法」を持つ真里亞である。

真里亞は幼い縁寿を相手にした時のように、三代目の少女とも人形で遊ぼうとする。
例えば、4体のウサギの人形。
真里亞の腹話術によって「お友達」となる様を見た三代目の少女は、それを純粋に楽しいと感じただろう。
彼女に真里亞の一人遊びを笑うような一般常識は存在しない。
そこで三代目の少女はよりうさぎたちが楽しいお友達となるべく
トランペットを持った子はおっとりした黒髪の女の子、悪戯好きで人をからかうのが好きな青い髪の子、
真面目であわてんぼうの赤毛の女の子、リーダーは無口な金髪の女の子、と性格を与える。

ウサ耳コスをデザインしたのも彼女かもしれない。
妙に萌えッ子なのは外に出られない彼女を不憫に思った熊沢あたりが、漫画や小説を買い与えたことによる知識か?

命の無い人形の「ゼロ」は真里亞によって「1」を与えられ、
そして三代目の少女によって個性や性格といった「100」を与えられる。

原初の魔女マリアと、無限の魔女ベアトリーチェ。

漫画や小説で例えるならば
企画・原作者:真里亞
執筆:ベアト(三代目の少女)
といったところか。まるで同人サークルである。

そして三代目の少女は「魔法の使えない自分は魔女ではないかもしれないが、ならば他に魔女を生み出せばいい」と気づいてしまう。
見えなくてもいる。人形などの依り代はいらない。「魔女には実体が無い」のだから。
そして、いつか自分の体を魔女に明け渡す日が来ると思いこむことで、
かつて戦人に殺された「魔女ベアトリーチェ」は、原初の魔女マリアの助けを得て、三代目の少女の中に蘇った。

そして九羽鳥庵の部屋の一室にある謎の七本の杭を七姉妹の女の子に見立ててみたり、
魔法陣を陽気で奇抜な服装の悪魔の女性に見立ててみたり。
お友達を作って寂しさを紛らわせる方法を知る。
その代り、彼女は真里亞に九羽鳥庵の蔵書から得た黒魔術の知識を真里亞に与える。
空から飴を降らせる魔法、明日の天気を晴れにする魔法など、ささやかなものとして。

そして別れ際、外の世界に興味を持った少女は真里亞にお願い事をする。
「真里亞が見聞きした外の世界を私に教えて欲しい」
こうして真里亞の「もう一人の自分に話しかけるような日記」が書かれるようになった。

年に一度の親族会議、あるいは楼座親子が六軒島を訪れる度に、三代目の少女は真里亞の日記を通して外の世界を知る。
三代目の少女にとって、自分のアイデンティティたる魔女を与えてくれ、魔法を信じてくれる真里亞の存在は
親友以上にかけがえのないものであっただろう。
真里亞にとってもまた彼女は、自分の幸せの魔法を信じてくれる希少な存在だったと思われる。

※ ここで忘れてはならないのが「三代目の少女」≠「魔女ベアトリーチェ」。
  魔女はあくまで彼女たちが独自に自分たちの心の中に生み出したものである。

  故に、さくたろに姿を与えたベアトは「彼女」だったかもしれないが
  真里亞に魔法を与えたベアトは彼女とは別人となる。

  「彼女の中にも貴方はいるわ、でもそれはあなたじゃない」という縁寿の言葉はこういうこと。

最初は可愛らしいものだった真里亞の日記は、楼座や縁寿によるさくたろ否定によって物騒なものに変化する。
世間知らずで純真な三代目の少女が、その異変に気づいたかどうかはわからないが。
とのかくその日記は、真里亞と彼女の二人を蝕むことになる。

二人は、人を傷つける黒き魔法の存在を知ってしまう。

そして舞台は1986年、「うみねこのなく頃に」へ。

あてずっぽう〜(略)中/2へ続く

テーマ : うみねこのなく頃に - ジャンル : ゲーム

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